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心身共に健康が大切だ

笑顔の女性

心と身体は関わりが大きい

人間の身体を心理面や社会面を含めて総合的に診察していく科が心療内科です。心と身体はつながっています。以前は胃の調子が悪ければ胃の治療だけを行いました。しかし具合が悪くなる原因を取り除かないといくら薬を飲んでも良くならない事もありました。心の状態や環境などによって体調が大きく左右されると分かってきました。体調に異変を感じても検査を受けると異常が見られない場合があります。また体調が変わっていく過程において環境の変化やストレスを強く感じている事もあります。そのような時は身体だけを治そうとせずに置かれている状況や心理状態も考慮しながら治療を進めていく必要があります。現代はストレス社会です。ストレスを全く感じていない人はほとんどいないでしょう。今日一日ストレスを感じなかった日を探すのも難しいかもしれません。仕事に行けば仕事をきちんとこなす必要があります。人間関係も円滑に進める為に気を遣います。家に居ても家事や育児や介護などストレスを感じる要因はいくつもあります。近所の人との付き合いもあります。近くに住む人とは良い関係を保とうと努力します。仕事でも私生活でも人と接する事無く何かをする機会は思ったよりも少ないものです。このような毎日の中では心が疲れ切り身体に不調を感じるのも無理はありません。心と身体が連動して具合が悪くなる人も増えます。心と身体を切り離して考えるのではなく総合的に考える心療内科の存在は時代に合っています。これからも心療内科の必要性は増々高まっていくでしょう。

認識を改める

心療内科と精神科はよく混同されます。両方とも心を重視する考え方を持っています。しかし精神科が扱うのは主に精神疾患です。ストレスでイライラや不安を感じたり不眠を訴える場合などは精神科で扱う分野です。ストレスを感じた事で胃腸の具合が悪くなったというような身体の異変を感じた場合は心療内科の分野となります。受診する際の指針として両方の違いを知っておくと良いでしょう。健康はとても大切です。年に一度の健康診断を欠かさず受けるという人も数多くいます。ですがそんな人でも心の状態に気を配っている人はそれほどはいません。心が疲れている事に気が付いていても放っておく人も少なくありません。大した事ではないと考えたり一時的な事であると軽く捉えてしまいます。本来は身体のケアと同様に心もケアするべきです。心と身体は影響し合っている事や心身が共に健康でなければ健康ではない事を皆が認識する必要があります。ストレスで心や身体に不調を訴えると心が弱いと考える人もいます。ですが他人事ではありません。ちょっとした事がきっかけとなり心身のバランスが崩れてしまう可能性は誰にでもあります。自分がストレスで辛くなった時も周囲にストレスを感じている人を見た時も他人事でないと思えば対応が変わってきます。これからもストレスはなくなる事はないでしょう。ストレスを軽減したり解消する術を知る事が大切です。ストレスと上手く付き合う為に心療内科に相談する事を気楽に考えたり周りの人に話したり出来る時代が来るのが理想です。